OJTトレーナー研修
主体性を育み、チーム力を高める
OJTのゴールは、新入社員が業務に必要となる知識やスキルを身につけ、主体的に能力を発揮することで組織に貢献できるようにすることと言えます。しかし、最近では受け身の社員も多く「すべて指示しないと動かない」というOJT担当者の声もよく聞きます。新入社員の主体性を育むためには、OJTの中で知識やスキルを教えるだけでなく、質問や対話をとおして考えを引き出すことが大切です。成長段階に応じて、「教える」「引き出す」の割合を変化させていくことで主体性が身につき、自信をもって業務を遂行できる人財へと成長します。
対象者
- はじめて新人・後輩のOJTを担当する方
- OJTがうまくいかないとお悩みの方
- OJTの指導スキルを高めたい方
研修の目的
- 人材育成のために必要な視点、関わり方、関係性の構築法を体系的に学び、理解する
- 「経験学習」を深めるための関わり方と、相手にあわせたコミュニケーション手法を身につける
- OJTでの指導や後輩の成長支援をとおして、OJTトレーナー自身の成長につなげる
研修の特長
コーチングのプロがステップアップをサポート
研修を担当する講師は、国際的に認められたコーチング資格を保持しており、豊富な経験をもとにトップレベルの指導を提供します。OJT経験のない方に対しては、部下との関係性の築き方やティーチングの基礎を、OJT経験者の方には部下の主体性を引き出すコーチングのテクニックを重点的に学んでいただくなど、受講者のOJT経験の有無や抱えている課題の内容に応じて柔軟にプログラムをアレンジします。
ステップに沿って段階的に学ぶ
学ぶ内容をステップに分けることで、情報の取りこぼしや混乱を最小限に抑え、理解を深めることができます。研修では、まずはOJTトレーナー自身の価値観やビジョンを理解することから始め、部下に関心が向くように促してから、相手にあわせた指導方法を学ぶというステップにしています。はじめてOJTを担当する方でも「自分にもできそう!」と感じてもらえるように、段階的に進めていきます。
プログラム例
- OJTトレーナー研修(講師派遣)
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◆組織、個人の成長を促すコミュニケーション
・部下、後輩指導の3つの関わり方
・相手が理解しやすい伝え方◆部下、後輩を育てチーム力を高めるステップ
・自分自身を整える
―心と体のマッピング
・自分の仕事に対するスタンス、価値観を知る
―新人のとき、今の自分、目指す自分
―新人への関わり方で大事なこと
・信頼関係を築く
―関係の質の重要性
―関係性の質を高める5つの段階
・仕事に対する「やれる感」をあげていく
―成長曲線の考え方
―コミュニケーションパターンによる4つのタイプ
―タイプ別の「伝わる」「ひびく」言葉、関わり方
・やる気を下げない関わりを続ける
―やる気を下げない質問の仕方
―改善策を引き出す2つのアプローチ
―改善点を指摘するときの伝え方
・チャレンジや成長を引き出す
―フィードバックの仕方
・主体性を引き出し続ける
―「教える」と「引き出す」のバランス
―主体性を引き出すスキル
―コーチング的アプローチ●ケーススタディ
・現場で実際に起こっている事例での対応検討●将来設計
・新人指導、職場の環境づくりでの目標
※プログラムは一部変更となる場合がございます。
受講者の声
- 自分の改善点や課題を見つけることができ、さっそく明日からの指導に取り入れてみようと思った。
- ティーチングとコーチングの使い分けや、改善点の伝え方など、すぐに実務に活かせると感じました。
- ケーススタディが自社の事例だったので、イメージがしやすかったです。また、ディスカッションでみんな同じような悩みがあると感じ少し安心しました。
- 人は十人十色なので、一人ひとりとの関わり方を変えなければならないと思った。3つの関わり方、yes and~の伝え方などすぐに実務に活かせると感じた。
- 日常の些細なことから始められる話もあり、今後に活かせる内容が多かったです。
講師
豊富な実績をもち、多くの受講者を送り出してきた「プロフェッショナル」が講師を担当します。
塚腰グローバルコンサルティングでは「ヒューマンスキル」「テクニカルスキル」「コンセプチュアルスキル」の各分野の専門家が講師となり、これまで1,000名を超える受講者を送り出してきました。
それぞれの講師は役員秘書、管理職、取締役などの経歴を持ち、専門性に加えて高い人間性と親しみやすさを兼ね備えております。一人ひとりの経験・知識・スキルを活かして受講する全ての方に気づきと学びを提供します。
よくあるご質問
事前課題や事後課題はありますか?
受講される方には、事前課題として現職での自分史の振り返りをしていただきます。
研修中に、事前課題を使って仕事での自分の価値観やビジョンを明確にすることで、今後のOJTでの指導に活かしていただきます。また、事後課題として、研修の内容をもとに部下との関係を自己評価し、より良くしていくために何が必要かを考えて提出していただきます。事後課題は、内容を確認のうえ、講師からフィードバックのコメントをお送りします。
プログラムにある「コミュニケーションパターンによる4つのタイプ」とはどのようなものですか?
自身と部下のコミュニケーションを「感情表出」「自己主張」の2つの軸で評価し、「プロモーター」「コントローラー」「アナライザー」「サポーター」の4つのタイプに分類します。タイプ別の特徴や効果的な関わり方などを学び、OJTでの部下とのコミュニケーションに活かしていただきます。
OJTを制度として導入するためのサポートはありますか?
OJTを継続的な仕組みとして機能させるためのコンサルティングサービスをご用意しています。コンサルタントが目標設定から計画策定、実行管理まで幅広くサポートし、効果的なOJTを実施するための指導体制づくりを支援します。
教育体系構築コンサルティングの詳細はこちら
受講人数が少ないので費用を抑えたいのですが、何かよい方法はありますか?
OJTトレーナー研修は公開形式でも実施しています。公開研修は1名から参加可能ですので、受講人数が少ない場合におすすめです。
OJTトレーナー研修(公開型)の詳細はこちら
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